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【東京都第2代表/9年ぶり2回目】越中島ブレーブス

2025.07.282025プレビュー
【東京都第2代表/9年ぶり2回目】越中島ブレーブス

 東京湾へ拡張しながら、工場・倉庫・宅地の整備など、開発ラッシュに沸いた戦後の東京・江東区。1986年創立の越中島ブレーブスは、団地群の子ども会から派生したという。9年ぶり2回目の全国出場を決めた今日も、都市部ゆえに活動は週末のみ。父親監督が伝統で、顔ぶれは毎年違う。それでも変わることなく地域に愛され、人々に応援されている。またこの春からの急成長にも、しかるべき理由があった。6年生10人を主体とするチームの栄光のストーリー。その源流の最初の1滴は、指揮官が行きつけの飲食店でもらったという、小さな遊び用のグラブだったのかもしれない。

(写真&文=大久保克哉)

※都決勝リポート➡こちら

※※京葉首都圏江戸川大会準決勝リポート➡こちら

愛され、親しまれる伝統。ゼロから学んだ父親監督と6年生10人の“栄光ロード”

えっちゅうじま

越中島ブレーブス

[江東区/1986年創立]

9年ぶり2回目

初出場=2016年(1回戦)

【全国スポ少交流】

出場=なし

【都大会の軌跡】

1回戦〇4対3高輪クラブ

2回戦〇6対0日の出ジュニアファイターズ

3回戦〇7対6立川メッツ

準々決〇10対0小平小川ベースボールクラブ

準決勝〇9対5レッドサンズ

決 勝●5対14不動パイレーツ


なぜ、貧打を返上できたのか

「『この大会で絶対に成長するよ!』と、子どもたちに言い続けてきたら、ホントにそうなって、目がどんどんギラギラと…。各バッターが、速い球にもぜんぜん負けなくなったのが大きかったですね。ホントに最高の夏になるかなと…」

 全国最終予選の東京大会を総括する、長島拓洋監督の目は潤みがち。およそ3カ月ぶりに取材した筆者には、その成長ぶりが驚きだった。何しろ2月の時点で、指揮官はこう漏らしていたのだから。

「打てないでしょ、ダメでしょ!? みんな体がちっちゃいから、パワーで負けちゃう。良い当たりはあるけど、ひと山(内野)を越せないんですよ」

2月の京葉首都圏江戸川大会準決勝は、四番・石原の左中間安打(上)のみで、完封負け。見逃し三振も複数あった

 それがどうだ!

 5月に開幕した東京大会では1回戦から、外野へもどんどん打球を飛ばしていたし、ホームランも生まれた。終わってみれば、全6試合のうち5試合で5得点以上を挙げていた。

都大会1回戦では六番・長島穂が本塁打。二番・一木(上)や四番・石原は、特設フェンスがあれば超えていたような特大中飛も。九番の5年生・ 増田は先制の中越え三塁打(下)

 3年連続の全国出場を決めていた不動パイレーツ(目黒区)との決勝は、守備の綻びもあって敗北。だが、一時は3連打で逆転するなど、打線は引けをとらなかった。左中間への適時三塁打(=上写真)など2安打2打点の二番・栗田洵主将も、このように振り返っている。

「守備面でちょっとしたミスとか、いつもはできている細かいプレーができなかったのは反省点。打撃は十分に通用した? はい、全国に何度も出ている不動さんとやって、そこは自信がつきました」

 長島光毅から始まる上位打線は特に、振り抜きの利いたスイングが脅威。ツボにはまれば、両翼70mのサクも超すまでになったという。また八番・九番の5年生コンビ、小山蒼海(=上写真)と増田壮真に象徴されるように、狙い球を絞っての積極性も東京準優勝の要因だろう。

「5年生の2人にはホントに何度も助けられてきました。増田クンなんて、このチームに上がってきた当初はビビっちゃって、声も出なかったのが、すっかり自信をもっちゃってる。小山クンは逆に、最初から肝が据わっている。2人とも伸び盛りで、彼らの新チームも楽しみですよね」(長島監督)

 それにしても、貧打に泣いていたチームが、なぜここまで進化できたのか。3カ月やそこらで、身体が劇的に肥大するはずもない。大きな理由は、2025年からの使用バットのルール変更に伴う戸惑いと、それを脱したこと。その背景には、各々のたゆまぬ努力があったようだ。

「守れないと試合にならないし、ウチの活動は週末だけなので、練習は守備優先になる。結局、平日に個々でどれだけ振り込めるか、なんですけど、どの子も冬場から相当にやってくれたんだと思います。動画を活用するとか、練習ドリルとか、ボクからも多少はアドバイスしたけど、やるもやらないも本人たち次第ですからね」(同監督)

野球素人を言い訳にせず

 長島監督(=下写真)は、兄・穂岳と弟・光毅のツインズの父。学生時代はバレーボールに一筋12年で、野球はまったくの門外漢だった。初めて野球らしきことをしたのは、息子たちが4つのとき。河原へバーベキューに繰り出した際に、知人からもらったグラブでキャッチボールのマネごとに興じたという。

「グラブといっても、ビニル製のペラペラのオモチャですよ。すぐボロボロになっちゃって、処分してしまったと思います」

 思い出の品は手元にないが、長島家の野球の原風景はそこにある。

 双子たちは、保育園の友だちを通じて就学前から、近所でやっていた越中島ブレーブスの練習に参加。見守るだけだった父も、やがてグラウンドへ入るようになり、さらには学年チームの指揮官に。率先して就いたわけではなく、権丈義宣代表の導きと依頼を受けてのことだったという。

「権丈代表はホントに人格者で、子どものことが大好き。ボクもいろんな面で支えられてきました。チーム内でも唯一、9年前の全国大会を知る方なんですけど、試合では勝つことよりもまず、マナーを大切にされる。相手にラフプレーとか汚いヤジがあっても、絶対に同じ土俵に上がらない。ボクもそうですけど、それがチームの伝統になっていると思います」(長島監督)

 権丈代表は人を見抜く目もあるのだろう。長島監督は肩書きだけで人を服従させたり、「オレは野球素人だから」と開き直るクチでもない。かつては仕事の合間も縫って、ノックの練習に余念がなかったという。

「息子たちと一緒に、野球をゼロから学んできた感じですね。未経験者にはノックでも難しい。長くて細いノックバットになると、もっと難しいんですよね」

 長島ツインズは、そういう父の背中も見ながら、チームの主力へと成長。そして4年時の秋には、東京23区大会で準優勝。それでも指揮官の鼻が伸びることもなく、選手たちへは「監督がオレなんかで、ごめんね」と事あるごとに発してきた。

「規律には厳しいですよ。低学年の子どもは人を思いやれないとか、ルールを守れないとかも多いので、かなり叱ってきました。それも今はほとんどないし、ボクがずっと志しているのは『子どもの目線に近い監督』なんです」

 2人のコーチも選手の父親で、よく話し合い、よく分かり合える仲。息子たちが5年生になったときから、指導陣は試合中の分業制に着手した。攻撃面の指示とサイン伝達は29番の栗田祐一コーチが担い、28番の小椋道生コーチは守備のフォーメーションや個々の立ち位置などをケア。作戦は長島監督と栗田コーチの相談で決まるが、場数も踏んでいるだけに、現在はほぼ一瞬で同意するという。

向かって左から小椋コーチ、栗田コーチ、長島監督

 見逃し三振や手痛いミスがあっても、感情的な言動がないのもベンチの特長。ミスが相次いだ、東京大会の決勝もそうだった。

「試合中に起きたミスはもう、しょうがない。その場で修正なんて子どもは無理ですし、出た課題は練習で取り組めばいい」

 こう語る長島監督は、まさしく泰然自若。ベンチにじっと座って戦況を追っている。声を発するより、手にしたペンを走らせているほうが多いかもしれない。

 書いているのは、スコアではない。予想される次の局面での、ポイントや注意点などを書き留める。また、次の練習や試合へ生かすために、気になったプレーや個々の動き、疑問点なども小まめに記すという。

「書いておかないと、すぐ忘れちゃうんですよね」と笑うが、子どもの目線で残してきたメモの効力はいかばかりか。またそうした生真面目と根気が、野球をより早く深く理解することにつながり、練習の動機づけや根拠を伴う指導にも結び付いてきたのだろう。

守りのチーム

 打撃を長らくの課題としてきたチームは逆を言えば、守り勝つ成功体験を数多く重ねてきたことになる。

東京大会の球場表示では、石原(上)が最速101㎞、一木は107㎞(下)

 ディフェンスの軸は投手の2枚看板、石原杏嗣と一木嶺だ。ともに右の本格派で、打線ではクリーンアップに入っているが、バットと同様に腕もよく振れている。どちらも土台のフォームが安定しているだけに、真夏の全国大会での更新も十分にありそうだ。

 よりダイナミックな投法の一木は、東京大会の準決勝で強打のレッドサンズ(文京区)を抑えたものの、決勝では不動打線に痛打された場面も。試合後にはこう語っている。

「緩急の両方でストライクが取れなかったのが反省点。しっかりと組み合わせて打ち取れるように、精度を上げたいです」

「ブレーブスとしては全国でまだ勝ったことがないので、まずは1勝。いつも通りにプレーすればできると思います」(長島穂)

 守備を統率するのは、二塁を守る栗田洵主将(=上写真中央)だ。堅実で球際にも強く、それがピンチの場面でも変わらない。内外野を常に見渡しながらの鼓舞、状況を読んでの事前の声掛けは試合中、途切れることがない。長島監督も「惚れ惚れしますよね」と、兼ねてからそのキャプテンシーに全幅の信頼を寄せている。

 長島ツインズの兄・穂岳が捕手、弟・光毅(=下写真右)が遊撃に入るセンターラインは堅固で、連係プレーもお手のもの。例えば走者一、三塁でも、相手に無条件で二塁を与えるようなことがない。

 中堅を守る俊敏な5年生、増田は東京大会をこう振り返っていた。

「ボクはバッティングが好きで、単打でつないでいくことをいつも意識しています。チームが一番成長したのは守備だと思います。一人ひとりの守備力が上がりました」

 同じ5年生の小山(右翼手)の存在は安心材料。攻撃でも守備でもミスをして6年生の足を引っ張りたくない、との思いが強いとも語った。

自ずと味方が増えていく

 東京都の全国出場枠は「2」。最終予選の準決勝に勝った時点で獲得となる。越中島はそれを手にして地元へ帰ると、ライバルのチームから思わぬ祝福も受けたという。

「おめでとうございます!」

 そのライバルとは、深川ジャイアンツ(通称「深ジャン」)。こちらも過去に2度の全国出場があり、今年も最終予選に出ていたが、2回戦で敗退していた。

 同じ江東区で活動するとはいえ、編成面や戦いぶりは大きく異なる。現6年生の代は、低学年のころから自分たちが追う側だった、と長島監督は素直に打ち明ける。

「深ジャンに勝たないと、上の大会には行けない。ウチはずっとそう思ってやってきましたし、地域にそういう強いチームの存在があったから、(最終予選で)ガマン強く勝ち上がれたんじゃないかなって思います。江東区で良かったな、というのをしみじみと一番に感じています」

 地元に限らない。新潟での全国大会も含め、これからも行く先々で、彼らの味方は増え続けることだろう。

【都大会登録メンバー】

※背番号、学年、名前

⑩6       栗田 洵

①6       小寺莉聖

②6       長島穂高

③6       長島光毅

⑤6       宮川智久

⑥6       寺久保岳

⑦6       一木 嶺

⑧6       宮地佑典

⑨6       小椋翔平

⑪6       石原杏嗣

⑫5       増田壮真

⑬5       横山 蓮

⑭5       藤田 敬

⑮5       井上佑人

⑯5       岡田直樹

⑰5       大塚航平

⑱5       原田拓人

⑲4       奥村拓真

⑳5       小山蒼海

㉑5       井上眞人

㉒4       深野晴貴

㉓4       岡崎大洋

㉔4       三上陽向

㉕4       渡辺陽里

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